サルベージ

親父から送りつけられた読めないCD-R。現象はドライブにメディアをセットし、エクスプローラからドライブアイコンをダブルクリックしても、「n:\にアクセスできません/ファンクションが間違っています」というダイアログが出るだけ。
調べてみると同じCD-Rでもパケットライト方式ではフォーマットが違っているらしく、パケットライトのソフトが無いと読み込めないという事らしい。そういえば親父のマシンにもパケットライトのソフトが入っていたような…。
でもフォーマットが独自でなくUDFという規格と決まっているのであれば、その種のユーティリティで読み込めるはず。
というわけで調べてみて、出てきたのがIsoBusterというソフト。各種ライティングソフトで作成されたライティングイメージの中身を覗くというスケベなアイテム。
とりあえずインストールして起動してみると、確かにCD-Rの中身が見えた。
試行錯誤した結果、ライティングイメージから新たにbinイメージとcueファイルを吐き出す機能があったので、これで改めてイメージをローカルドライブに作成。さらにDaemonToolを使ってcueファイルをマウント。これでめでたくCD-ROMとしてデータを吸い出す事が出来た。
でもなぜか日本語のファイル名がつけられたファイルだけは吸い出す事ができない。binイメージのサイズからしてデータ自体は変換されているはずなのだが、マウントしてみると見えないのだ。IsoBusterの各種設定を変えてみたが、結果は惨敗。日本語ファイル名のファイルはサルベージできないという事で諦めた。