徒然

食事

べつに運動したわけでもなく、働いたわけでもなく、なのに腹が減る。 べつにこれからなにかするわけでもないし、食わなきゃ食わないでいいのだけれど、なぜか食う。 カロリーを摂ったって使うあてもないのに、無駄だなぁと思いながら咀嚼して飲み下す。 一人…

無間

明日こそと思い今日を過ごし、今日もまたと思い日が暮れる。

徘徊

なぜだか急に部屋の中にいることが後ろめたくなって部屋を飛び出した。 雨の中、知らない道をうろうろと。道を行き、辻を曲がり。スニーカーはすぐに水を吸い込んで、靴下も濡れ、歩くたびにグシュグシュと音がした。 いつまで経っても部屋へ戻ろう、戻りた…

メール

メールをダウンロードするのが怖い。会社から辛辣な内容のメールがきているのではないかという疑念と不安に苛まされる。 過去、上司からの電話攻勢を受けて、以来ノイローゼ気味かつ電話恐怖症になってしまった。今度はメール恐怖症か。プッシュ型のコミュニ…

悪い夢

迫害される、あるいは逃げ続ける夢を見た。女性と自分と二人きり、人々はなにかの病気に冒されていて暴徒と化し、正気を保っている自分達に襲い掛かってくる夢。デビルマン? 28日後? ドーン・オブ・ザ・デッド?

言葉

昔々、小説を書いていた中高生の頃にくらべて、ボキャブラリが減ったような増えたような、奇妙な感覚がある。たぶん言葉の趣味が変わってきて、頭のなかで入れ替えが発生しているんだろうな。 蓄積ではなく入れ替えというのが、どうにも勿体無い気がしてなら…

ゆうげ

今日の塩鮭はずいぶんと塩辛かった。 それで考えたのが、ここ最近の食生活。基本的に朝昼は食わず、晩ご飯だけの一食サイクルが続いている。メニューは御飯、御新香、梅干、納豆、塩鮭かアジの開き。このメニューを延々一ヶ月近く繰り返している気がする。 …

アナルは負けず嫌い

高校生当時、クラスメイトにハードロックなお兄さんがいて、この人がいつも雑誌BURRN!を買って教室に持ち込んでいた。この当時はロックに興味は無かったが、退屈な授業からエスケープするために、雑誌を借りて机に隠して読んでいた。 で、この当時のBURRN!に…

小説

5年ぶりくらいに小説と自称する私文書を書き始める。アイデアは全部日記から取ってみる。一人称だとただの愚痴にしかなりそうになかったので、自信はないけれど三人称で進めることにした。思ったよりも遅筆になっているのは、湧き上がってくる言葉の流れの…

空手バカボン

筋肉少女帯というか空手バカボンの「ベスト」をさる筋から入手する。やる気のないボーカル、どうでもいいピッポコサウンド、なんだか分からないリリック。完膚なきまでに脳味噌を腐らせる脱力系のサウンド。特に「家族の肖像」、ツボにはいってヘヴィーロー…

深夜の徘徊者

夜がいい。光のない陰だけの世界。境目のない世界。みんな寝静まって、自分だけの世界。誰にも干渉されない自分だけの時間。一人きりでいる事を肯定することができる時間。なにもしない自分、なにも出来ない自分、なにも生み出さない自分を受容することがで…

要らない

もう要らない。こんな腐った肉体、もう要らない。腐ってるだけならまだしも、おもうさまに動かせないなら、もう要らない。脳味噌もいらない。つまらない事しかできない脳味噌なんか要らない。

不条理

台風で土砂崩れが起こり、家々を巻き込んで死者を出した。遠く離れた街ではバクダンが破裂して死者を出した。まだ死ぬべきではない人が死んでしまう。彼等にはまだ使命があったはずなのに。彼等を殺すくらいなら、なにもない俺を殺してくれればいいのに。 つ…

背徳感

なんだか分からないが、お日様の光にあたることに背徳感を感じる。非生産的な自分の生態を、自分自身で嫌悪しているのかもしれない。日が暮れ、夜の帳が下りるのが待ち遠しい。

開けっ放しのサッシから、からりと乾いたほんのり冷たい風が吹き込んでくる。それであぁもう秋なんだなと実感する。この時期はいつも学校帰りや会社帰りに、ひんやりとした空気を胸一杯に吸い込むのが気持ちよかったと記憶している。でもいまは寂然とした気…

劣等感

何かを通じて人を知る。その何かがキラキラとしていればしているほど、自分の劣等感が深まっていく、自分には何もないと自覚する。小説、音楽、映画、絵画、詩篇、写真。どれもこれも自己表現の一手段。だけれど自分にはどの才能もない。何かを見てそれを自…

無駄

やってる事の全てが無駄な行為に思えてくる。会社に行くこと、生きること、本を読むこと、音楽を聴くこと、ここに居ること、町を歩くこと、買い物に行くこと、飯を食うこと、人と話すこと。何のためにそうしているのか、そうするのか、そうしなければいけな…

甘え

会社へ行けなかった・行かなかった、その事が背徳感に似た重圧を掛けてくる。会社へ行かないと自分の存在を定義できないからだ。ただ部屋にいるだけでは自分が生きている証明にはならない。だから会社へ行かなきゃいけなかった。昼からでもいいから出社しな…

試行

最近はもう自発的に誰かと会話する事をしていない。会社にいっても「おはようございます」と「お先に失礼します」以外は言ってない。友達からメールが飛んできても返事しない。 なぜそうするのか? それはたぶん、俺に接する人間を試そうとする心理がそうさ…

依存症

飲み忘れた薬に手に、なぜこんなに飲み忘れているのだという怒りと不安に狂気する夢を見る。 もしかしたら処方されている薬物に対して、依存することへの忌避感を持っているのだろうか。あるいは薬を飲んでも回復しない事への苛立ちが原因なのだろうか。

いつもどおり

いつも通りに睡眠薬を飲んで、いつも通りに入眠する。でも朝起きるという行為がいつも通りに行かない。 7時に目覚めれば良いが、8時や9時に目覚めたり、今日みたいに5時に目覚めたり。なぜパターン化できないのだろう。それが悔しくて憤まんやるかたない。自…

社会構造とプログラム

バグの無いプログラムは無い。在ったとしてもそれはプログラムと呼ぶのもおこがましい"HelloWorld"のようなものだ。 プログラムにバグが生まれる理由はいろいろとあるが、その内の一因として複雑化した設計やコードに人間が追いつかないという点が挙げられる…

旋律

映画の中の侘しいシーン。BGMはなにで演奏されてるだろう。邦画はピアノが多い気がする。洋画はストリングしか使ってないような気がする。香港映画に至ってはシンセサイザー丸出しな音源しかない気が物凄くする(主にジョン・ウーというか男達の挽歌)。 日…

異文化コミュニケーション

副社長と中国人の外注さんがしゃべっている。会話は日本語。中国人の外注さんは、「お前はゼンジー北京か!」と突っ込みたいぐらい、いかにも中国人が日本語しゃべってます風なイントネーションで気忙しく喋っている。そこへ気忙しい性格の副社長も同時にし…

サルベージ

親父から送りつけられた読めないCD-R。現象はドライブにメディアをセットし、エクスプローラからドライブアイコンをダブルクリックしても、「n:\にアクセスできません/ファンクションが間違っています」というダイアログが出るだけ。 調べてみると同じCD-Rで…

じれったい

電話口で、PCが壊れたので新しいのを買うと言う父親に、DELLでのBTOのポイントを説明する。父親は俺の言う専門用語が分からず、俺は父親がなにを指して言ってるのか分からず、お互いにはてなマークを浮かべながらの会話だった。 お腹すいてたし、面倒くさか…

デジタルデバイド

実家から帰省時の撮影データが入ったCD-Rが届く。が、封書の宛名はたしかに俺宛だが、CDケースには姉の名前が書いてある。わけわからずとりあえず到着のメールを入れると、間髪いれずに父親から電話が掛かってきた。で、電話しながらCD-Rをドライブにセット…

壁に耳あり

常務と管理部長が(というか常務が一方的に)、社員に対する愚痴を言っている。平社員の背中でそういう話を平気で喋る時点で、神経がイカれてるとしか思えない。俺をなんだと思ってるんだろう。漬物石かなにかと思ってるんだろうか。大手企業から天下ってき…

Season in the abyss

Q:鬱ってなんですか? A:フォースの暗黒面。人に聞かれたら本気でそう答えるだろう。 たかだか脳内の化学反応がバランス異常を起こしたに過ぎない病気だが、いったんわずらうと本来外向けに放出されるべき力が内向して、まるでブラックホールみたいにあ…

神河の怪しい点

MTGの新エキスパンション、神河ブロック。日本文化を"ベース"にしているので日本人MTGプレイヤーはさぞや楽しみであろうかと思う。なにが楽しみって、絶対に中国文化と間違われてる事が確実なあたりが楽しみ。 で、ゲームデザイナー達が、日本文化の理解にあ…