広島にいる父親のパソコン、OS再インストの状態になったらどうしよう、などと前前から思ってはいたが、まさかホントになるとは。どうせ父親自身では復旧できないから新しいPCを買うだろう、などと予測はしていたが、実際に言われると「定年退職して年金出るまで失業保険で生計立てるのならもう少し金の使い方を考えて」という切実な思いにとらわれて、素直にそうしろと断言できなかった。身近にいればこういう事のケアもできたのだが。改めて家族間の物理的距離の遠さを感じた。
過去、サポートのクオリティを信じてDELLのPCを父親に買わせたのだが、広島にはサービスセンタが無く人を派遣してサービスすることができないそうだ。サービスの地方格差というものが存在するのだなと、初めて知った。インターネットによって注文・出荷は集中化する事はできても、各個の顧客に対して同じサービスが提供できるわけではない、という理不尽な事実。でもそれは距離を言い訳にした「売り逃げ」に過ぎないのではないだろうか。DELLは信頼していたのだが少し裏切られた気がした。