アナルは負けず嫌い

高校生当時、クラスメイトにハードロックなお兄さんがいて、この人がいつも雑誌BURRN!を買って教室に持ち込んでいた。この当時はロックに興味は無かったが、退屈な授業からエスケープするために、雑誌を借りて机に隠して読んでいた。
で、この当時のBURRN!に掲載されていたショートコラム「アナルは負けず嫌い」は、別にロックなんぞ知ってようが知ってまいが、いやむしろ知らなくていいぐらい、エレガントなまでに品のない、臭い立つような、とにかく爆笑最優先な内容だったと記憶している。なんでロックの雑誌にこんなコラムが掲載されてんだと考えさせるミスマッチさが心地よかった。でも高校卒業とともにハードロックなお兄さんとも生き別れ、BURRN!ともお別れした。
もう7年近く前のことだけれど、それを最近になって思い出し、もしや単行本とかになってないかと調べてみた。いろいろ検索してみたら、あった。「ぐろぐろ (ちくま文庫)」と改題されていたので見つからなかったらしい。2003年に出ているので入手は容易そう。買おう。